●これまでのPRP療法とは?
PRP療法(自己多血小板血漿注入療法)は、ご自身の血液中に含まれる血小板を利用した再生医療で、血小板の成分だけを高い濃度で抽出し、患部に注射することで、損傷した組織の修復(自然治癒力)が促進され、「早期治癒」や「痛みを軽減」させる効果が期待できる治療法です。 大リーガーの大谷翔平選手や楽天の田中将大選手が、肘の靱帯損傷の治療で使用した方法です。
●PFC-FD療法(血小板由来因子濃縮物-フリーズドライ化)とは?
PFC-FD療法は,通常のPRPをさらに活性化させ、血小板に含まれる成長因子だけを抽出、無細胞化した上で濃縮して、これをフリーズドライ加工したものを注射します。長期保存も可能になり、無細胞化するため、通常のPRP療法より注射後の痛みが少ない治療法です。
●PFC-FD療法の特徴
@
成長因子の総量がPRP療法の約2倍(※TGF-β)
A
注射後の痛みがこれまでのPRP療法より少ない
B
フリーズドライ加工(FD)するため、6ヶ月間の保存可能
基本情報 |
PRP-FD(PFC-FD) |
PRP |
成長因子の総量 |
◎(PRPの約2倍※) |
◯ |
注射後の痛み |
少ない |
あり |
投与日 |
採血から約3週間後 |
採血当日 |
保存期間 |
約半年間 |
当日のみ |
●PFC-FD療法の大枠の流れ

@ 問診・診察
A 患者様から、50mlの血液を採血
B 感染症の血液検査(HBV,HCV,HIV,梅毒,HTLV-1)を行なった上で、PFC-FDを作製
※血液検査、PFC-FDの作製に約3週間かかります。
※血液検査で感染症が陽性と判明された場合PFC-FD治療不可となる場合があります。その際は、診察と血液検査費用のみ患者様負担となります。
C 採血から約3週間後PFC-FDを患部に注射
●PFC-FD療法の対象となる疾患
@ 変形性関節症(肩・膝・手関節など)
A 肩腱板損傷
B 靭帯損傷
C 腱付着部炎 (テニス肘・アキレス腱炎・足底腱膜炎など)
●PFC-FD療法の施術費用
初日の採血日と3週間後の注射日の2回の診療は、自由治療になります。
保険はききません。
税込み16万5千円を頂戴します。